車中泊のクルマ

「クルマ旅の専門家」稲垣朝則の車中泊カーをご紹介。
     
 
 
 
wiz
 
車中泊でクルマ旅
 
我家のアウトドアライフを2代14年間に渡って支えてくれた名車。
フルモデルチェンジ直後に購入したため、オートフリートップはジャイアントと呼ばれるほど高くなったが、代わりに4WDとディーゼルエンジンが消えてしまった。
そこでパワーのある2500CCV6ガソリンエンジン車を選択。おかげで北海道はもとより、四国・九州をあわせ、日本中の様々なシチュエーションでその真価を発揮してくれた。
 
だが… 初代は約14万キロを走ったところでミッショントラブルを起こし、代わりに全く同年式で3万キロほどしか走っていなかった2代目を運良く見つけて乗り換えた。その後8年余りで約15万キロを加算したが、2011年あたりからオイル漏れやパワーウインドウの故障等が相次ぎ、いよいよ老朽化が顕著になる。そして2012年4月、18万キロを記録した後現役を引退。ハイエース・キャンピングカー「ウィズ」に後進を譲ることになった。
 
 
(有)オグショーの協力で、イベント用のデモカーを「オートパッカー仕様」にリモデルして、テレビ・雑誌の取材時に使用した。必要時のみのレンタルなので、ボンゴ・フレンディーとの併用である。
オグショーに協力を依頼した主な理由は、当時はまだ8ナンバー以外の「車中泊カー」が、キャンピングカー・ビルダーの手ではほとんど開発されておらず、早くからバイクやサーフィンなどを趣味にするユーザーのクルマをカスタマイズしてきたオグショーに、筆者が期待するノウハウがあったからに他ならない。
 
このハイエースでは、約2年間かけて鹿児島県の屋久島から北海道の知床半島までを縦断したが、2011年春に東北地方を襲った東日本大震災の煽りを受け、オグショーとの契約は打ち切りとなった。既にボンゴ・フレンディーは登録から10年が経過し、個人的にもオートパッカー仕様にできるハイエースを探していたのだが、震災のためにETC特別割引制度が消滅し、リセールバリューの高かったハイエース200系のロングバンはさらに値段が高騰… そのため次車探しは、いったん白紙に戻すことになった。
 
 
ハイエースを探すうちに、「キャンピングカー」を意識するようになった。
ボンゴ・フレンディーを買った当時はまだ30代であったが、50歳を超えた今は、釣り糸がボヤけて結べず、野鳥の飛翔を根気よく待つことが苦痛になった。それは筆者のアウトドアライフに転換期が訪れようとしていることの証でもある。これから進むべき方向はヘビーデューティーではなく、ライトアウトドアということになるのだろう。
 
また、取材で道の駅やサービスエリアで車中泊をする機会が爆発的に増えたことも大きな要因だ。そのうえ旅先では、連載の締め切りに間に合うよう、原稿作成や校正をすることも多い。もはや筆者にとってクルマは、「遊び道具」ではなくなり、自宅並みにデスクワークのできる「移動オフィス」と呼ぶほうが相応しい状況になっている。
 
ただ… キャンピングカーといっても、ハイエース・ロングバンベースのWizは、クラスAの「モーターホーム」とは違うカテゴリーだ。搭載できる電気や水には「頼れる」ほどの容量はなく、キッチンは煮物ができる程度である。つまり、これまでと同様にキャンプ場の力を借りながら旅をすることに変わりはなく、オートパッカースタイルはほとんどそのまま踏襲されている。
 
 
 
 
 
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