温泉旅/2013秋 下呂・御嶽・諏訪・奥飛騨温泉郷・乗鞍高原

台風一過の週明け。これからの天気予報を見て、今がチャンスとばかりに温泉取材にでかけることにした。

現在は岐阜県の下呂温泉のでこのブログを書いている。このあと木曽御嶽へ出て、諏訪から乗鞍・白骨・奥飛騨温泉郷をまわる予定だ。

さて。下呂温泉は草津・有馬と並ぶ日本三名泉のひとつに挙げられる温泉地で、東海地方の人なら一度は足を運んだことがあるというほど有名。

写真はその温泉街のほぼ中央に位置する噴泉池で、無料の公衆浴場ながら、手入れが行き届き、清潔感が保たれている。ただし、実に開放的というかアッケラカンとしているというか…360度どこからでも丸見えの場所にある(笑)。 

下呂温泉の詳しい話は、2014年発売予定の温泉車中泊コースガイドで詳しく見てもらうとして、今回はその取材中にあったエピソードを書くことにしよう。

岐阜県のソウルフード「鶏(けい)ちゃん」をご存じだろうか?

「鶏ちゃん」は下呂地方に昔から伝わる郷土料理で、鶏肉とキャベツを各家庭に伝わるタレで揉み込み、鉄鍋で焼いて食べる。云ってみれば「鶏肉版のジンギスカン鍋」のような料理である。

実は昨日の昼食に「杉の子」という人気店で、その「鶏ちゃん」を食べていたのだが、なんと昨夜放送された「秘密のケンミンSHOW」で、それが取り上げられていたという。

杉の子の「鶏ちゃん」は、ご飯とみそ汁、おしんこ付きで一人前1000円。これに締めで焼きそば一人前を追加して、総計2290円。もちろんお昼は満席。どうやら休日は、行列のできる店になるようだ。

下呂温泉を出た後、今度はその奥座敷とも呼べる湯屋・下島温泉に向かい、道の駅ではなくキャンプ場に泊まった。

翌日もそうしたのだが、このあたりには1泊夫婦で2000円程度で利用できる雰囲気の良いキャンプサイトが残されている。写真は中川原キャンプ場。林間の野趣あふれる場所で、たき火と静かな夜を愉しんだ。

3連休の初日にあたる翌日は、混雑を避けて御嶽山経由で木曽福島を目指したのだが、御岳パノラマラインに通じる県道は災害復旧工事のために通行止めとなっており、大きく迂回をしてなんとか濁河温泉にたどり着いた。道中の苦労が大きかったせいもあって、この露天風呂はとろけるくらい心地良かった。

濁河温泉の後は、信州方面に遊びに来ていた友人たちと合流し、「キャンピングフィールド木曽古道」で骨休めをすることに。ここはキャンピングカーに乗るスタッフ(オーナーかも?)がいるので、車中泊についてもよく心得ている。

こちらから何もいわなくても、フラットな場所をちゃんと案内してくれた。テントキャンプの経験がある人間なら、値段・雰囲気ともに十分満足できる場所だろう。

 ここまで3日間で入湯した温泉は以下の通り。
●ゆったり館●クアガーデン露天風呂●白鷺の湯●幸乃湯●水明館●湯ノ島館●みやこ●ホテルパストール●スパー美輝●ひめしゃがの湯●濁河温泉露天風呂●王滝の湯

さて、一夜明けた今は諏訪湖にいる。

「キャンピングフィールド木曽古道」は、残念ながら地デジが全く映らない山の中なので、昨日のうちに都会の諏訪湖の湖畔まで移動し、諏訪温泉を取材した後、クリアな画面で「八重の桜」と「半沢直樹」を見た。

たとえ旅の途中でも、日曜日のこの2つのドラマだけは外せない(笑)。

余談になるが、いまさら道の駅にどうのこう云ったところで、何が変わるわけでもないことは分かっている。しかし「ここに、これだけの道の駅が必要なのか?」、あるいは「このエリアには道の駅がなぜ1件もないんだ?」。

日本にはそう感じざるをえない場所がいくつかある。

木曽路を走る旧中山道=国道19号には、岐阜県の「きらり坂下」から「賤母」、長野県に入って「大桑」、「木曽福島」、少し逸れるが「三岳」、戻って「日義木曽駒高原」、「木曽川源流の里きそむら」、「奈良井木曽の大橋」、「木曽ならかわ」そして「小田坂公園」と、100キロ以内に10件もの道の駅が並んでいる。

道の駅のスタンプラリーをする人には、このルートは実に効率的で「ぜひ行くべし」といえそうだし、時間に余裕のあるシルバー層にもお勧めのエリアだと思う。

ちなみに「奈良井木曽の大橋」の道の駅は、2011年に川の対岸に駅舎と広い駐車場が設けられ、さらに現在土産品などを販売する施設を増床中だ。内装が残る程度だったので、来月にはオープンしていることだろう。

いっぽう対照的に、諏訪湖の周辺には道の駅が一件もない。諏訪と云えば、御柱祭で有名な諏訪大社と、武田信玄の隠し湯とも呼ばれる下諏訪温泉などの見どころが多く、少し走ればビーナスラインにも行けるのに…だ(笑)。

シニアには道の駅を頼りに車中泊の旅をしている旅行者が多いだけに、これは実にもったいない話だと思う。

月曜日の午後に諏訪湖を出た後、松本をスルーして乗鞍高原に入った。エコーラインやスキーリゾートで知られる乗鞍高原だが、ここには4つの温泉地からなる乗鞍温泉郷がある。

なお観光センターに隣接する「湯けむり館」は、今年の4月に向かいの駐車場奥に移転し、リニュアルオープンしている。またスーパー林道を利用すれば、白骨温泉までは15分ほどで行くことができる。

火曜日は上高地を訪ねた。

ハイシーズンに上高地に来たのは、2008年のカーネル創刊号の取材以来だ。近年は登山やスノートレッキングでこの地を歩くことが多かったので、緑に満ちた河童橋周辺の景色は新鮮に思えた。この日は「温泉博士」で上高地温泉ホテルに入浴し、足早に沢渡へ引き返した。

昨日は安房峠越えで平湯へ。安房トンネルができて以来、この道を通る人はほとんどいなくなったのだが、筆者が初めて上高地に来た1997年当時は、この狭い道を観光バスが対向に往生しながら通っていた。

もちろん釜トンネルも古かったため、平湯から上高地に行くのは1日仕事。今ではとても考えられない話だろう。

天気予報では午後から天気が崩れるとのことで、まずは新穂高温泉から取材を始めることにした。貸し切りの「新穂高の湯」は最高だった。今は平湯キャンプ場でこのブログを書いている。

昨日までに入湯した温泉リスト  
 【諏訪湖】
●片倉館●宮乃湯●湖畔の湯●遊泉ハウス児湯●旦過の湯
【乗鞍・奥飛騨温泉】
●せせらぎの湯●湯けむり館●山水館信濃●白骨温泉公共野天風呂●坂巻温泉●上高地温泉ホテル●神の湯●ひらゆの森●新穂高の湯●ひがくの湯

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