2016年 湘南・横浜・東京 首都圏車中泊の旅

9月1日にハワイから帰国後、あたふたと洗濯を終え、荷物の積み込みを済ませた我々夫婦は、早々と2日の夜に自宅を出た。
今回の旅の目的は、2017年に発売する「車中泊コースガイド太平洋ルート」の追加取材と北海道の紅葉だ。したがって帰宅は9月末を予定しているのだが、その長旅の第1クールが、これからお話する湘南海岸から三浦半島を経て東京湾を周る「首都圏」の旅である。

既にご承知の通り、日本一周を目指すクルマ旅の旅行者に向けた「車中泊コースガイド」の第一弾、「本州日本海ルート」が先日発売された。

日本海側には東京・名古屋・大阪といった大都会がない。ゆえに青森県から山口県まで、国道を走りながら道の駅を利用する「いわゆる普通の車中泊旅」を覚えれば、誰でもつつがなく進んで行くことができる。その意味では入門者に適しているともいえるのだが、太平洋側は事情が違う。

そのため、この3大都市を外すことも考えたのだが、それでは真の日本一周とは呼べない(笑)。そんなわけで、とりわけ難しい首都圏を攻略するプランを練り、実際にその計画通りに旅をすることにした。

自宅を出て最初に立ち寄ったのは、足柄サービスエリア。ここにはお風呂があり、昔から車中泊に適していたのだが、今年の夏からは流行の「グランピング・スペース」を敷地内に設け、1年間の試験運用をしているという。

ちなみにグランピングとは、グラマラスキャンピングの略で、キャンプ場のサービスを高級ホテル並にしたスタイル。 テントはキャンプ場に設置してあり、中にはベッドと洗面所、ヒーターなどがついているらしい。

とはいえ、我々キャンプ慣れした人間には、なかなかその価値観は理解しづらい。そこまで対価を支払うのなら、きちんとしたリゾートホテルの部屋を選ぶというのが偽らざる本音だ。いくら中を飾ったところで所詮テントはテント。隣のサイトでいびきをかかれれば丸聞こえで、雰囲気どころの話じゃない(笑)。 マスコミはよく取り上げているが、その将来はどうなるのか楽しみだ。

話を元に戻そう。
足柄からは小田原方面に進路を取り、西湘バイパスを通って江の島を目指した。西湘バイパスは車窓から相模湾が見える道路として人気があり、途中にあるPAは湘南エリアの希少な車中泊スポットになっている。

湘南海岸は、キラキラした海沿いの道を、朝っぱらからボードを小脇にかかえた茶髪のサーファーが自転車で行き交う、いいように言えばハワイチックなサザンの世界、悪く言えば「浮世離れ」したところで、その象徴ともいえる場所が「江の島」だ。

若者向けのガイドブックとウェブサイトが、「江の島シーキャンドル」や、「龍恋の鐘」、さらには「とびっちょ」などのグルメスポットをけたたましく書き並べるため、訪れたことのない人間にすれば、江の島は「湘南きってのデートスポット」のイメージが先行し、中高年の旅人がスルーしたくなる気持ちはよくわかる。

しかし実際に訪ねてみると、江の島には厳島神社(広島)・竹生島(滋賀)とともに、日本三大弁財天に挙げられる江の島神社があるほか、島の最深部には、修験道の開祖・役小角、弘法大師空海、日蓮聖人などが修行したとされる「岩屋の洞窟」が存在する。

またマリンスポーツに目を向ければ、1964年の東京オリンピックのヨットレースの会場として使われ、2020年でも再び会場として使用されることが決まっている。

筆者にとって江の島は4度目だが、今回はちょっと様相が違っていた… 

いつも以上に客層は若いのだが、カップルが少なく、男ひとりとか二人連れがやけに目立つ。そのうえ色白で小太り、そしてやたらとスマホを指でこすっている…

聞くところによると、現在の江ノ島はポケモンGOのラプラスやピカチュウといった、誰もが一度はゲットしたいと思うポケモンの巣がたくさんある「聖地」になっているという。

そんな江の島の次に向かった先は「横浜」。既に取材済みの鎌倉をパスして、未開の地で時間を有効活用する作戦をとったのだが、あいにく天気が崩れ、思うような夜景は撮影できなかった。取材はLIVEなので、こういうこともある。

それから中華街によって点心をテイクアウトし、この日は横浜横須賀道路の横須賀PAで泊まった。

PS

続きは後日… といいつつ、結局忙殺されて書けずじまい。そしてそのまま書籍は完成し、発売となった(笑)。詳しくはそちらで…

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