高野山&高野龍神スカイラインの旅/2014.11 紀伊山地の紅葉旅

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11月最初の3連休は、天気予報に惑わされ、遠出の紅葉狩りは見送りとなったが、和歌山県屈指の紅葉スポットに足を運んできた。

写真の高野山は、来年開山1200年を迎える世界遺産で、紅葉が美しいことでも知られている。ただし橋本の九度山から上がるのはツライので、ちょっと和歌山方面に移動して、かつらぎ町から山上へと向かうことにした。

道の駅柿の郷

途中に新しい道の駅ができていたので立ち寄って行くことにした。柿の郷くどやまは2013年10月にオープンした真新しい道の駅で、世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に登録された高野地域の情報発信を目的に設置された。

道の駅くどやま

新しいだけあってゴミ箱もきちんと置いてあり、高野山にのぼる前泊地としてはかなりいい。予断だが、2012年に長野県の上田城址で署名運動に参加した、真田幸村の大河ドラマ化が決まったことをこの日知った。

道の駅柿の郷くどやま

また、この道の駅はスーパーマーケットのない九度山町の「買い物難民」対策としても期待されているという。なるほど、確かに精肉や卵などもしっかり品揃えされており、直売所の域を超えていると思ったはずだ。

高野山

さて。先ほど九度山からは登らないといったが、高野山にはY字型に車道が通じており、橋本ルートの国道370号は細くてカーブも多い。ゆえにそれを知っている人間と観光バスは、かつらぎ町から走りやすい国道480号を使うのだが、ドライブインがある花坂で2つの国道は合流し、以降は未だ狭くて曲がりくねった山道となる。

ただ何年も前から新道の工事を進めているようなので、いつかはそれも懐かしい体験になるのだろうが、おかげで当面は工事による渋滞は免れない。

高野山

高野山は見事に色づいていた。が、この日は到着が昼前だったため、予想通り壇上伽藍や金剛峯寺の駐車場には順番待ちのクルマが並んでいる。

高野山無料駐車場

そこでどんどん先に進み、高野龍神スカイランの手前にある奥の院の無料駐車場に向かった。ここは高野山のエンドにあるため、「初めての人」には行きにくい場所だ。よほど予習してこなければ、金剛峯寺よりも奥の院に高野山の面白みがあることはわからない。

つまり、ほとんどの人は先ほどの順番待ちの列に並んでしまうのだ。 またここにはトイレがあるので、車中泊もできる。

高野山奥の院

奥の院は、即身仏となった弘法大師を祀る聖地で、約2キロに渡って続く石畳の参道には、樹齢600年の杉の大木と、武田信玄・上杉謙信・織田信長・豊臣秀吉… ほか名だたる戦国武将を含む墓石・供養塔が立ち並んでおり、その数は20万基ともいわれる。

奥の院黒田家の墓

ちゃんとありました。「軍師官兵衛」の黒田家供養塔(笑)。

龍神スカイライン

ここからは高野龍神スカイラインで、目的地の龍神温泉に向かう。高野龍神スカイラインはまさに紅葉のピークを迎えていた。ここは車窓から山の紅葉を楽しむところで、クルマを停めて見る場所のないカメラマン泣かせの道である。

高野龍神スカイライン紅葉写真

ゆえにこんな大胆な写真を連休の真っ昼間に撮ることは、高倉健か吉永小百合にでもならない限り不可能だ(笑)。撮影時間は翌日早朝6時50分。そう、このワンカットだけが撮りたくて筆者は護摩壇山で車中泊をした。見頃は今週いっぱいというところだろう。

20141102季楽里龍神

この日は3時前から小雨になり、撮影も難しくなったので「日本三大美人の湯」のひとつに数えられる名湯こと、龍神温泉で冷えたカラダを温めることにした。
行き先は元湯ではなく、国民宿舎の季楽里龍神。

ここは元湯と違って、広い駐車場が目の前にあって行きやすいうえに、道の駅龍神が目と鼻の先にある。

道の駅龍神

テレビが映れば、その道の駅竜神で泊まりたかったのだが、全く電波がキャッチできない。タブレットを忘れてこなければそんなの関係ねぇ~という話なのだが、如何せんこの日は地デジが頼りということで、約20キロの道のりを戻り、護摩壇山の道の駅で泊まることにした。

それにしても… 竜神の道の駅の駐車場は、いつになれば舗装されるのだろう(笑)。

道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワー

道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワーは、2012年3月に道の駅に登録された「ふざけた道の駅」である。道の駅になった時からそうなるだろうと懸念していたが、案の定予想通りだった。

標高1000メートル以上の高地を通る高野龍神スカイラインは、当然のごとく冬は凍結し、夜間は通行止めとなる(昼間は走行可能)。

道の駅になったからには、それでも年間営業するのかと思っていたら、12月から3月はチャッカリ休んでいる。トイレと駐車場は開けてあるものの、3連休最中の昨日でも夜間は全く照明がなく、トイレにいたっては真っ暗がりで懐中電灯なしでは使えない。

どうなんでしょ、それって。

ありごうはし

翌日は明るくなるのを待って、再び龍神温泉方面にクルマを走らせた。今一番紅葉が綺麗なのは、護摩壇山から「ありごうはし」にかけての区間である。

状況がよければ、その後は高野山に戻る途中の野迫川村に寄って雲海を撮りたかったのだが、この日は全くその気配はなし。立里荒神までの道は狭くて傾斜もきつく、行って「空振り」はつらすぎるのでパスすることにした。

雲海

ちなみに、コンディションが合えばこんな景色が見られる。

金剛峯寺

再び高野山に戻ったのは8時過ぎ。昨日は入れなかった駐車場も、当然ながらガラ空きである。

「車中泊の良いところ」は「人と行動時間をずらせること」だと筆者は思っている。ここまでするのは、よほどの写真好きだけかもしれないが、スキーやお花見、あるいは紅葉狩りではこれまでにも随分その恩恵を受けてきた。

「行楽地でも人の背中なんぞ見て歩けるかい!」という人には、ぜひこの作戦を真似ていただきたい(笑)。

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