キャンピングカーの車両保険は、ここが大事!

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5分で解る、自動車保険

冬になるとスリップによる自損事故が怖いのは誰もが同じ。だが、万一の際の車両保険のことを貴方はきちんと理解できているだろうか。ここでは、ふだんあまり気にすることない自動車保険の要点をまとめている。

自賠責保険は「対人」限定

自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」の2種類がある。「自賠責保険」は別名で「強制保険」とも呼ばれる通り、絶対に加入しなければならない保険で、万一、事故を起こした際には、まずこの保険が優先的に適用される。

ただし、自賠責保険で補償されるのは人身事故だけで、「他人」に対する補償(対人賠償)に限られている。つまり、自分自身の怪我はもちろん、自動車、ガードレール、ブロック塀などに対する補償は対象外だ。

任意保険は自賠責保険を補完

「任意保険」はその「自賠責保険」の不足を補うためのもので、「賠償責任保険」・「傷害保険」・「車両保険」の3つの要素で構成されている。

例えば「賠償責任保険」には、対人賠償の他に対物賠償があるので、他人のクルマを壊した場合でも保険金が支払われる。また 「傷害保険」には、搭乗者傷害及び自損事故が組み込まれており、自分や同乗者がケガをして入院や通院した場合、あるいは不幸にも死亡してしまった場合でも保険金が支払われる。

熟考すべきは車両保険

「車両保険」は自分自身のクルマに対する保険で、一般車両保険に加入しておけば、クルマや物との衝突・接触、物の落下・飛来、盗難、いたずら、浸水、火災などによる損害など、クルマに関係する大半の被害が補償される。

ただし、車両保険は補償額に比べて保険料が割高であると同時に、使用すれば金額に関わらず等級が大きくダウンするため、翌年から保険料金がはね上がることも多い。

そのため5万円や10万円程度の修理代なら、自腹で払った方が結果的に安くおさまる場合がある。そういった理由から、一般的にはさほど利用されていないというのが実態のようだ。

ただし、冬に雪道や凍結道路を頻繁に走るのなら話は別だ。ここまでの説明で分かる通り、一般のドライバーに比べて、スリップで何らかの事故を起こす確率は比較にならないほど高くなる。それを含めて、特にキャンピングカーに乗る人の多くは車両保険に加入しているのだが、実は車両保険には、補償内容によって、大きく4つの「商品」がある。

ひとつは、前述した「一般車両保険」だが、こちらであれば問題はない。自分のミスでクルマを傷つけてしまった自損事故や、当て逃げされた場合も保証してくれる、万能タイプの車両保険だ。ただし支払う保険料も一番高い。

「エコノミー」と「限定A」

それでは、一般車両保険以外の3つの「商品」とは、いかなるものだろうか。まず、エコノミーは補償を「車対車」の事故だけに限定した商品で、当て逃げや盗難、自損事故による損害は補償されない、いわば一般車両保険の節約版だ。保険料は安いが、人気車種や特殊装備の多いクルマにはあまり適さないかもしれない。

いっぽう限定Aは、正式名称を「車両危険限定担保特約」といい、交通事故以外の「人災と災害」による損害を補償してくれる保険である。具体的には、盗難・落書き・物の飛来や落下・浸水・火災などによる被害が補償される。ただし、自損事故や、他車との事故は対象外だ。

また、エコノミーと限定Aを組み合わせた保険もある。 ただし個別ではなく、「エコノミー+限定A」のセットだけを取り扱う保険会社もあるようだ。

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