凍結道路と雪道の運転テクニック まとめ

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重要なポイントは、別ページの「凍結道路や雪道でパニックに陥るのは、スリップとスタック 」と「凍結している坂道は、どのように運転すればいい? 」で詳しく記載しているが、ここにはそれ以外に挙げられる4つの項目を列記している。

吹雪の中を走る際に、気をつけるべきことは何?

道路上では止まらない

まずはどんなに強い吹雪でも、道路では絶対にクルマを止めてはいけない。後続車に追突される可能性がある。また路肩への停車も脱輪する恐れがあるため、避けるほうが賢明だ。

対処としては、落ち着いてヘッドライトを点灯し、さらに徐行が必要と感じたら、ハザードランプも点滅させる。この時のライトは、暗い時間帯でもロービームにしておくのが基本だ。吹雪の中でのハイビームは、逆に前を見にくくする。後は、たとえノロノロ運転でも構わないので、とにかく走って駐車できそうな場所を見つけて避難しよう。

なお、吹雪は降雪だけとは限らない。強風で地面の雪が舞い上がる地吹雪や、前のトラックが巻き上げる雪煙にも注意が必要だ。

深い「わだち」ができた道はどう走ればいいの?

ハンドリングに余裕を

わだちの中が凍結して、アイスバーンになっていたり、凹凸が激しく走りづらい場合を除けば、基本的にはわだちに沿って進む方がクルマは安定するはずだ。わだちには横方向への滑りを抑えてくれる利点がある。

わだちの中ををうまく走る秘訣は、ハンドルをぎゅっと握りしめるのではなく、少し遊びを持たせたハンドリングをすることだ。高い雪の壁とシャーベットになった路面は、走りづらいわだちの典型的な例だが、不安なら無理をせず、わだちのない道に出るまで我慢するのが一番いい。

なお、レーンのようになったわだちから左折・右折する場合は、事前にアクセルを踏んでからハンドルを切り、勢いをつけて乗り越えよう。

シャーベット状態になった雪道はもう安心ですか?

タイヤがもっとも苦手な道

雪が溶けてベトベトした状態が本当のシャーベット。それが再結晶するとザラメになり、ザラメが固まると氷塊になるわけだが、一般的に「シャーベット状」と呼ばれているのは、ザラメ、もしくはそれらが「バラバラの小さな氷塊」に固まりつつある道路状況のことだろう。

雪遊びでわかるように、シャーベット状になった雪は握りにくく、 溝で雪を圧縮してグリップを得るスタッドレスタイヤにとっては、苦手といえる状態だ。圧雪より新雪、新雪よりザラメの順で、スタッドレスタイヤは効きにくくなる。

さらに厄介なのは、路面の状態が均一ではないことだ。ハンドルがとられやすく気を抜けない。怖いよりも、運転しづらい道だと思ったほうがいい。

雪の日の駐車時に、気をつけることは?

サイドブレーキを引かない

まずは壁際の空スペースを探し、一度外に出た後、風向きを確認してから駐車する方向を決めると確実だ。これは車中泊時にもいえることだが、気温が極端に下がっている日は、通常通り駐車時にサイドブレーキを引いておくと、凍結して戻らなくなってしまうことがある。AT車はギアをPに、マニュアル車はギアを1速かバックに入れて、そのままクルマから降りよう。

また、雪が吹きつける方向にフロントを向けておくと、エンジンルームが凍結し、動かなくなる恐れがある。

なお、ワイパーは立ててからクルマを離れよう。寝かせたままだと、フロントガラスに凍りついたり、雪の重みで曲がる場合がある。

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