上高地を満喫するための「セオリー」

上高地を「歩かない」という選択肢

確かに、上高地に自力で行くには、アクセスを含めた予習が必要だ。

しかし団体ツアーなら、寝ていても上高地バスターミナルまで運んでくれる。それもあって、自然探勝路ではハイヒールにミニスカート姿のお姉さんを見かけることも少なくない(笑)。

ぶっちゃけて云えば、天気の良い日に1.2時間ほど河童橋周辺をブラブラするだけならそれでもいい。いや、むしろ早足で自然探勝路の一部を駆け抜けるよりは、そのほうがまだいい。

誰でも彼でも上高地に来たら、大正池や明神池を歩かないとウソ… というような脅迫的記述こそが「眉唾」なのだ。

もし20年前の筆者のように、子供とともに上高地を一度観光してみたいと想う人が、このサイトに迷い込んでしまったのなら、そんな紹介をしているサイトよりもきっとココが役に立つだろう。

当たり前だが、大正池や田代池には見頃がある。

フォト・ライブラリーで紹介している写真は、それをひとつひとつ積み重ねてきたもの… つまり、上高地は「リピートしてなんぼ」の場所で、一度で満足なんてありえない。

筆者が贈るアドバイスは、その程度の時間しかない時は「歩かないこと」。河童橋から小梨平周辺だけでも十分満足できるくらい、上高地の懐は深い。

【上高地 日帰り観光Q&A(ハイキング・キャンプは別途】

Q:上高地にペットは連れていけますか?

国立公園なので、介助犬を除くペットの同伴はできない。まずシャトルバスやタクシーに乗る時点で制止されるだろう。

Q:上高地の昼食事情を教えてください。

筆者は利用したことがないが、河童橋周辺には何軒か食事処がある。 ただし、どこも混雑が激しく値段も高めのようだ。一番確実なのは弁当の持参だが、当日の場合は弁当の入手自体が平湯や沢渡では難しい。そのため、数時間程度の滞在ならパンなどの軽食で空腹を抑え、下山後にきちんとした食事を摂るほうがいいかもしれない。なお飲料は売店に行けば簡単に手に入る。

Q:上高地にゴミ箱はありますか?

小梨平キャンプ場の炊事棟と、バスターミナルに設置されている。ただし、持ち帰りできるならそれに越したことはない。

Q:持参して行くと良い物はありますか?

野鳥などの野生動物に興味があれば、双眼鏡があると面白い。夏は虫刺されの痒み止めと長袖のウェア、また川に入りたいならタオルは用意しよう。春と秋はウインドブレーカーか、薄手のダウンジャケットを持参すると安心だ。なお梓川での釣りは禁止されている。

Q:上高地から槍ヶ岳は見えますか?

河童橋周辺から槍ヶ岳は見えない。正面に見えている山は、標高3190メートルの奥穂高岳だ。

スポンサードリンク

ハイキングをするなら、「本気」で。

同じお金をかけて上高地まで行くのなら、見たいものを事前に下調べし、それに体力とスケジュールを照らしあわせてから出かけることをお勧めする。

その際に大事なことは「自分本位」にならないことだ。ハイシーズンの上高地は、午後1時には帰りのバス待ちの渋滞が始まる。それに先ほどの昼食事情を加味すれば、夏でも午前7時には上高地に到着し、12時には帰りのバスに乗るのが「理想の日帰り」であることがすぐにわかる。

つまり貴方にある時間はマックス5時間弱… 春や秋なら、もっと短くなるかもしれない。

この時間をどう活用するかが、上高地ハイキングの本当の極みだ。

そう考えると、沢渡での車中泊と上高地でのキャンプが、いかに「有利」であるかが見えてくる。

Next :上高地ハイキングガイド

※画像が多いため、モバイルフレンドリーではありません。

上高地キャンプ&トレッキングガイド トップページへ

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする