何のための車中泊?

車中泊は、目的のための宿泊手段

車中泊自体がどういうものであるかは、1.2度体験してみれば分かることだが、問題はそれを今後も続けたいと思うかどうか… とどのつまり、具体的な目的があるかどうかである。

なお、車中泊が目的というのはあり得ない。

なぜならそれは、「目的のための宿泊手段」にすぎないからだ。

サーファーやフィッシャーマンはそこがハッキリしている。ゆえに大半は、誰の目にもスマートでスタイリッシュな車中泊が自然体でできているように映るのだ。そもそも、彼らは「車中泊」をしようと思っているわけではなく、週末の2日間を目一杯有効に使いたいから、そうしている。

では、筆者はどうだったのか…

振り返ってみると、筆者が車中泊を始めた最初の動機は、「子どもたちと一緒にスキーやキャンプに、今より数多く出かけたい」というものだった。

もちろん、それまでもゲレンデには出かけていた。しかし大阪から信州まで宿に泊まってスキーに行くには、1泊2日でも交通費込みで10万円はかかる。それでは年に一度の家族旅行にはなっても、子どもたちのスキーは上達しない…

また、小学生の高学年を迎えた子どもたちとの「キャンプ卒業旅行」として、北海道に3年連続で足を運んだ。トータルで約50泊、走行距離は1万キロを超え、一度は函館から青森にわたって陸路で帰阪している。車中泊でなければ、まずありえない日々だっただろう。

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「お出かけ」と「クルマ旅」は別物

現役のサラリーマンにはなかなか経験できないと思うが、週末や3連休の「お出かけ」と、10日間を超える「長期のクルマ旅」は、同じ車中泊でも「別物」だ。

違いを端的に云うと、「お出かけ」は目的地と自宅の往復、「クルマ旅」は目的地から目的地への移動の連続になる。

ゆえに「お出かけ」にはない生活要素が、「クルマ旅」にはついてまわる。

洗濯はその典型的な一面だ。もちろん寝具も湿りがちになるため、途中で天日干しが必要だし、調理をしなくてもクルマの中には様々な匂いが現れる。「目的」以外に、作業も考えることも飛躍的に多くなるのが「クルマ旅」なのだ。

そして筆者は、車中泊による長期のクルマ旅が楽しめるレベルになるには、「思った以上にお金も時間もかかる」ことを、身をもって知った。

子育てを卒業し、いよいよ「定年退職」が現実的になってくると、これからは自由奔放に好きなだけ旅がしたいという想いに駆られる人が多くなる。

だが、実質的には10年ほどしかない「シルバーライフ」を実のある時間にするには、そのノウハウを勉強することが必要だと断言する。

自己流で楽しくやれればそれでいいという人にとって、このホームページは「読むだけ無駄」。上から目線で偉そうに!と気分を害するだけだろう。

ぜひ、お好きにどうぞ(笑)。

Next:マイカーを車中泊仕様にしたい!

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