Auto-Packer(オートパッカー)とは…?

車中泊とオートキャンプを使い分ける
クルマ旅とアウトドアの流儀

オートパッカーを正しく理解するには、最初に次の3つの言葉の正しい意味を知る必要がある。

1.車中泊とは…

外食するか調理済み食品を食べて、クルマで眠る行為。

2.キャンプとは…

野外で一時的な生活をすること。テントで寝ればテントキャンプ、クルマで寝ればオートキャンプ、どちらも使わなければ野宿、日帰りならデイキャンプになる。

3.クルマ旅とは…

クルマを利用する個人旅行。宿泊手段は問われない。

実は日本では、この言葉の定義付けがきちんとできていない。このようにシンプルに切り分け、下のように組み合わせて説明すれば、誰も混同することはないし、明らかにマナー違反も減るはずだ。

つまりAuto-Packer(オートパッカー)とは、旅やアウトドアといった「目的」のために、「車中泊」と「オートキャンプ」という「宿泊手段」を臨機応変に使い分ける、遊びの「流儀・手法」を意味している。

最大の問題は、荷物の搭載

さて。長年テントキャンプに慣れ親しんできた人間からすれば、車中泊は確かにイージーでつまらないものかもしれない。しかし車中泊ができれば、トップページに書いたように行動範囲が広がり、憧れの北海道や九州への「キャンプ旅行」が現実味を帯びてくる。 

ただ、そのイージーな車中泊をする際に問題となるのが、愛車の荷物の搭載力だ。

キャンプ場ではそれらが降ろせるので、あまり気にならなかったかもしれないが、道の駅やサービスエリアでは、全ての荷物を積んだまま家族全員が寝られなければならない。

オートパッカーにテクニックやノウハウが必要なのはそのためだ。大容量のクルマにするか、荷物を減らすか、コンパクトなキャンピングギアを揃え直すか… いずれにしても、「簡単」とは言い難い壁がそこにはある。

ゆえにキャンプ経験のない中高年が、オートパッカーをこれから目指すのは容易なことではあるまい。仮に退職金でクルマやモノを揃えることができたとしても、使いこなせるようになるには多くの時間を要するうえに、肉体的な負担も大きいだろう。

そんな方には「車中泊」だけで旅を楽しむという方法がある。

上に記したように、旅先で外食をするか、車内でお弁当などの調理済み食品を食べて寝るだけなら簡単だし、装備も要らない。しかも全国に1000件以上ある道の駅が利用できるので宿泊地に困ることもほとんどない。

史跡や名勝、あるいは感動した映画やドラマにゆかりのある地を訪ねた後、道の駅に併設された温泉で疲れを癒やし、そこで夕食を食べて眠くなるまで無料休憩室でゆっくりする… 実際に旅先ではよく見かける光景だ。

ただし長期滞在を望むのなら話は別。
現地で「車上生活者」にみなされたくなければ、同じ場所に連泊せず、毎日車中泊場所を移動するか、オートパッカーになるしかない。

 

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