リアル・オートキャンプとは…

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元来のオートキャンプとは
自動車で移動しながら、宿泊もその車を利用する旅の仕方

今でもインターネットの辞書の中には、オートキャンプをそのように記しているものもあるのだが、1980年代に「高規格オートキャンプ場」が誕生して以降、日本でオートキャンプといえば「クルマをサイトに横付けできるテントキャンプ」と解釈するのが「妥当」になった。

それをいまさら、元に戻そうとは思わない。

しかし上の写真のように、駐車スペースが傾斜していて「車中泊」に適していない「オートキャンプ場」は数多ある。裏返せば、業界自体が本来の「オートキャンパー・ファースト」になっていないし、なりそうもない以上(笑)、我々のキャンプスタイルは「別物」と考えたほうが「発展的」だと思うに至った。

ちなみにRVパークも、車中泊の旅人を喜ばせる場所とは思えない。「オートキャンパー・ファースト」がわかっていれば、このようなレイアウトになるはずがない。

オートキャンプ場もRVパークも、全てがフィットしないわけではないが、いずれにしても業界関係者は現代のオートキャンパーの実勢スタイルをまずはよく知ることから始めるべきだ。そこで筆者はその実勢スタイルを「リアル・オートキャンプ」と名付け、違いを明確にすることにした。

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リアル・オートキャンプは、
3つのキャンプスタイルを自在に使い分けて
クルマに泊まる

リアル・オートキャンプの特徴は、ロケーションや状況に応じてクルマのリアとサイドを臨機応変に使い分ける点にある。

また季節や遊びのコンテンツによっては、シェルターを活用することもあるので、基本は3つのスタイルということになるだろう。なおテントを使わないので、デイキャンプもオートキャンプもほとんど見た目は変わらない。

【1.バックドア・スタイル】

場所を取らず、設営・撤収の手間がいらないリアル・オートキャンプの基本形。フリーサイトのキャンプ場や、波止場、スキー場、あるいは登山口の駐車場などで活用する。

【2.カーサイド・スタイル】

春と秋の気候が良い時に最適なスタイルで、基本はサイドオーニングを使う。バックドアキッチンの搭載ができないキャンピングカーでは、これが基本形だ。

【3.シェルター・スタイル】

虫の多い真夏と、寒風と冷え込みの強い真冬のスタイル。テントキャンプの経験者には馴染みの深いスタイルだろう。寝苦しい夏はGIコットを使ってシェルターの中で寝ることもある。

プラスα テントスタイル

上高地やアルペンルート、あるいはフェリー料金が際立って高い礼文島や利尻島に行く際には、駅やフェリーターミナルの駐車場で車中泊し、そこからバックパッキングに切り替えてコンパクトなテントに泊まることもある。

 

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