ミニバンのクルマ旅には、車中泊よりキャンプのほうがマッチする

この週末は、ウィズが我家から姿を消していた… 
実は東北に向かう途中、名神高速道路のパーキングエリアで後ろから衝突され、バックドアとバンパーに損傷を負っていたのだ。

wiz

幸いにも走行に支障はなく、撮影は何とかアングルに工夫をすることにして、帰宅後修理する旨を関係者に伝え、予定通り取材に出かけた。とはいえ、こうして見ると、右の下が明らかにヘコんでいるのがよく分かる。

ボクシー

修理には時間がかかるようで、代車が用意された。

トヨタのミニバン、ボクシーである。考えてみれば、このようなノーマルなクルマで車中泊する機会は滅多にないと思い、この週末は新緑の奈良県天川村へと出かけることにした。
だが、シートをフルフラットにした時点で、車中泊は断念… 既にキャンピングカーの快適さを知る筆者には、いまさらこの段差を埋める気にはなれなかった。

1泊なら何とかごまかしごまかし寝られるかもしれないが、肉眼でもわかる凹みを埋めるには、かなりのクッション類が必要だ。それに、窓を内側から隠すものは何も付いていない… 改めて、ノーマル車で車中泊をする不便さを知った。

キャンプサイト

というわけでキャンプ場を予約し、久しぶりにテント泊をすること。

キャンプをしたことがない人には面倒に思えるかも知れないが、この山岳用テントは、慣れれば3分もあれば立てられるスグレモノで、北アルプスでも多くのクライマーが愛用しているホンモノだ。

ラウンジマール

筆者のテントは3人用なので、中にはミニバンサイズの車中泊用マットがご覧のように楽々と収まる。これがあれば車中泊も可能だが、プライベート性、換気性、寝心地、そしてベッドメイキングの手間のいずれをとっても、このクルマならテントの方が車中泊より遥かに快適だ。この事実を、多くの人に知ってもらいたい。 

アライテント

アライテントのエアライズ3は、たためばこの大きさなので、かさばることはない。ウィズでは2名しか寝られないが、テントを併用すれば家族4人でもクルマ旅をすることが可能になる。

wiz

さて。
コストの面から車中泊を始める人もあるようだが、こういう計算をしてみれば、それがいかに幻想であるかがよく分かる。

今筆者が乘るハイエース・ウィズを、この装備で新車登録すれば600万円を超えてしまう。それはこの日利用したオートキャンプ場が1泊5000円であったと仮定すると、実に1200泊分以上に相当する。

フリードスパイク

仮にキャンピングカーではなく、車中泊を意識したハイブリッド車を買ったとしても、600泊以上してはじめて帳尻が合ってくる。

いずれにしても、まずサラリーマンなら到底この回数の外泊はこなせないだろう。シルバー世代にしても、頑張って6年近くは要するはずだ。

ならば、今乗っているクルマでテント泊やビジネスホテルを利用しながら旅をしたほうが遥かに経済性は高い。そもそも車中泊用にできていないミニバンで寝ること自体が、世の中的には「想定外」なのだから

クルマ旅の自由さと宿泊を切り離し、無理せずキャンプ場や宿泊施設を利用する旅の仕方が、もう少しクローズアップされても良さそうに思う。

シンプルキャンプ

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