冬のキャンプに使える アルパカ・オイル(灯油)ストーブ

本音をいえば… ウインターキャンプの暖房といえば、やっぱり一番は「薪ストーブ」だと思う。暖かさといい、雰囲気といい、灯油ストーブには出せないその重厚感は、雪の中に建てられたロッジ型テントに、まさにドン!ピシャの代物だ。

薪ストーブ

しかし… まず薪が安く手に入らないと始まらない。1泊すればキャンプ場で売っている薪なら5束程度では到底収まらないだろう。暖房だけなら、オガライトを使えば火力は持つが、どうもそれでは絵にならない(笑)。

薪

そしてもうひとつは「収納性」。
ハイエースなので積むことに問題はないが、さすがに薪ストーブを積んだままだと、寝られるのはひとりだけになる。
ここ数年は車中泊とオートキャンプを交えた越年クルマ旅の取材が続いており、家内が同伴でないと「人手」が足りずキャンプシーンのロケはできない。かような事情から、コジャレた石油ストーブの必要性が生まれてきた。

アルパカ ストーブ

筆者がこのストーブを手に入れたのは、たぶん2010年頃だったと記憶している。もうその頃にはアウトドアの仕事をしていたわけだが、フジカ・ハイペットは既に3万円近くしていたし、入手も困難になりつつあった。ちょうどそんな時に「韓国好き」の友人が、アルパカの存在を紹介してくれたのだ。

当時は楽天から1万円ほどで購入できたが、予想通り数年でアルパカも特に赤の価格が高騰している。

だが、心配ご無用。
ネットで調べたところ、こちらのサイトなら今でも1万円台(2017年10月現在)で赤が手に入るようだ。

アルパカ オイルストーブが安く買える店

さて、今度は使い勝手について話そう。
実は20年近く前にも、ウインターキャンプでは石油ストーブを使っていたのだが、いわゆる家庭用の石油ストーブは、本体の灯油を完全に燃やし尽くし、さらに灯油タンクを外して走らないと、オイルが振動で漏れてしまう難点があった。

アルパカ オイルストーブ

だがアルパカはタンク一体式なので、その心配はない。
というか、点火も消火も手動で、作りもいたってシンプルだ。
そのアナログさは、同タイプの「石油ストーブ」を幼年期に実生活で使用してきた、我々「三丁目の夕日世代」にとっては懐かしく、また使い心地が良いのである。

もちろん難点はある。顕著なのは灯油の給油口のコックだろう。けっこう開け閉めに握力がいるので、うちの家内にはできない作業だ。

リフレクター

ちなみに筆者はTS-77のリフレクター(反射板)タイプを選択している。もともとアルパカは「対流式」と呼ばれるストーブで、シェルターの中心付近において中を暖めるのに効果がある。

しかし、レイアウトを考えるとストーブをシェルターの中央ではなく、邪魔にならない端に置きたい。そこで反射板で背後への熱放射を抑え、フライシートにダメージを与えないようにしたわけだ。もっともこれは、薪ストーブで2本もシェルターをパーにした教訓からくる用心かもしれない(笑)。

携行缶

最後は燃費だ。アルパカのタンクの容量は5.3リットルで、燃焼継続時間は17~18時間と書かれている。だが、それほど高燃費という実感はない。

最大の理由は、メーターがかなりアバウトであることだろう(笑)。夕方4時過ぎに点火して12時前に消して寝て、朝見たら目盛りは既にEポジション。8時間ほどでEになるってどういうこと? だが、給油せずに燃やし尽くそうとすると10時になっても消えない(笑)。それから試算すると、約10~11時間というのが妥当な数値に思える。

筆者は連泊用に3リットルの携行缶を持参しているが、計8リットルでちょうどいいいくらいだった。

なお、本体に灯油を入れ過ぎるとツマミの部分から漏れだす場合があるようなので注意しよう。

つまみや芯の交換パーツはここでゲット!

そんなこんなで… 正直なところ使用頻度の高い我が家でアルパカをそう長く使用するのは難しそうだ… と判断し、既に次なるストーブを入手した。トヨトミ・レインボーストーブは日本製なので、アルパカよりも信頼性は高い。ただしこの色は限定品なので、そう遠くないうちに買えなくなると思う。

※レインボーストーブを、もっと暖かくする方法がありますよ!。不満がある人は必見です。

さらに、このスノーピークのレイボーストーブは、どうやら上の製品がベースになっているようだ。ただし価格差は約1万円以上。アルパカもついでに買えちゃうぜ(笑)。

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